EDとリラックス生活
勃起の仕組みでその大切さが分かった「副交感神経」(心身がリラックス状態の時に働く神経)とEDについて、さらに詳しく見てみたいと思います。
実は「副交感神経」を優位に働かせることを知ることはEDに役立つだけでなく、自律神経のバランスアップにも繋がります。ここでは私が実際に実践した生活の中で簡単にできることをピックアップして紹介していきます。
1.糖分、油分、アルコール、喫煙を控える。 2.イライラを少なくし、心の平静を保つように心掛ける。 3.ゆっくり大きく深呼吸 4.ぬるめの入浴・足湯 5.日光浴とストレッチ。 6.15〜20分昼寝。
それでは順に見ていきましょう。
1.糖分、油分、アルコール、喫煙を控える。
混合型勃起障害の箇所でも説明しましたが、糖尿病とEDの相関性が高いように、上の4つは副交感神経を優位に働かせる上でもなるべく控えましょう。実際に私はEDに悩まされた時に上の4つが心身にかなりの負担を強いていたことが身を持って感じました。アルコールと喫煙を抑制しただけでも血圧や血糖値はかなり下がりました。また、精神的にもイライラしたりすることが減りました。
2.イライラを少なくし、心の平静を保つように心掛ける。
ストレスは自律神経同様EDにも一番の問題です。イライラを抑えると言われているカルシウムの吸収やアロマテラピーなども効果的です。私は仕事の関係上あまり時間がありませんでしたが、通勤時間に好きな音楽を聞いたりすることを心掛けることで心のリラックスを計りました。イライラには音楽も効果があります。(ちなみにジャズ・クラシックなどを聞いていました(^^;))
3.ゆっくり大きく深呼吸
副交感神経を優位に働かせるために、一日に何度か大きな深呼吸をするだけでも効果があります。例えば、重要な会議の後などは、精神的にかなりの緊張があります。そんな時はゆっくり深呼吸を心掛けましょう。
4.ぬるめの入浴・足湯
夜の入浴はリラックスのためにのためにとても価値があります。ぬるめのお湯に浸かることで副交感神経のはたらきが促されます。眠る1〜2時間前くらいに入浴することをオススメします。洗面器にお湯を張り足だけつかるいわゆる足湯ですが、こちらもリラックスに効果的です。好きな音楽を聞きながら30分程度の足湯などはかなりの効果が期待できます。
5.日光浴とストレッチ。
規則正しい生活はEDに限らず、心身を健康に保つ基本です。そうはいっても仕事や友人とのつきあいで生活リズムはついつい乱れがちだと思います。そんな日は、日光浴やストレッチなどをすることで、普段以上に心と体をリラックスさせてあげましょう。
6.15〜20分昼寝。
文部科学省の「快適な睡眠の確保に関する総合研究班」がまとめた、午後の作業能率を向上させる“正しい昼寝の方法”によると、昼寝の前にコーヒーを飲み、約15〜20分眠り、目覚めたら外光を浴びる−ことが効果的であるとのこと。
労働省産業医学総合研究所の調査でも、約15〜20分の眠りが作業効率を高めるとの結果を発表してます。ただし、この約15〜20分ぐらいがベストで、これ以上の昼寝は、逆に作業効率が落ちるらしいとのことです…。 実際、血圧が確実に下がることが実験で立証されています。
まとめ-上のようなポイントはEDに対しては即効性があるようにみえませんが、男性ホルモンの低下を抑制したり、EDを本格的に治療する際に充分役に立つでしょう。また全部をしようとするのではなく、できることからちょっとずつ取り組んでみることをオススメします。 |