内痔核は段階によって治療法が異なります。内痔核は進行具合を4段階に分類されています。
・第一段階
痛みはほとんどなく、排便時に出血。トイレットペーパーに少し血が付着しているくらいです。
・第二段階
排便時に出血します。痛みと脱肛(肛門の柔らかい部分が飛び出す事)する場合があります。
・第三段階
脱肛は自然に戻らなくなります。自分の手で押し込まなければいけません。また日常生活を送っている時でも脱肛する場合があります。
・第四段階
常に脱肛している状態です。 そのため粘膜によって下着が汚れたりします。こうなるとかなりきついです。肛門周辺が痒くなったりします。
内痔核の4段階中、初期段階の症状であれば、座薬などで症状が改善する場合があります。
もし脱肛などの症状が現れた場合は自分だけでは手に負えない状態になっている可能性があります。思い切って肛門科を受診して下さい。 悲しいかな、手術が必要になる場合があります。例え手術を受けたとしても痔は再発しやすい病気です。再発しないよう生活習慣にも気配りをしましょう。
食生活を見直すだけで、整腸作用が促進され排便しやすい体になります。排便のリズムが整い、その便が下痢でもなく硬い便でもないことが、いぼ痔を治療し再発させない為にも重要です。 |