早漏の治療としてよく知られているものにシーマン法があります。これはマスターベーションで勃起させ射精しそうになったらやめ、萎えたら再びマスターベーションを始めて勃起させる、という行為を繰り返して、勃起の持続時間を長くさせるという訓練法です。通常、4回繰り返すと良いと言われます。 スタート・アンド・ストップ法とも呼ばれます。
普通のマスターベーションの場合、何も考えず射精をする事だけを前提として刺激し続けますが、この方法は違います。射精をしないことを前提に刺激します。実際の早漏治療で使用されている、本格的な治療法(訓練)とも言われています。よりリアルな感触に慣れさせるため、ローションを使うとより効果的だそうです。女性の膣内を想定し、ヌルヌルした感覚になれることと また、ローションを使う事で、素手で刺激するよりも摩擦に強い性器に変わって行くそうです。
ただ、この方法は、重度の早漏には効果が無いとも言われます。もともと早漏でなかったのが、疲労や加齢のために早漏になってしまった場合のリハビリとして有効、と言うのです。ある程度、セックスに慣れてからの修練、と考えた方が良いのかもしれません。また、射精しそうになったら止める、とありますが、射精しそうになった段階では、精子はすでに漏れ始めていて、この段階では、もう手遅れだと言う人もいます。
つまり、この方法は、射精しそうになる時をよく知り、マスターベーションをストップさせるタイミングを把握するのがポイント、と言うことにもなるみたいです。よく言われる、射精しそうになったら他のことを考えて気をそらす、と言うのも一つの方法かもしれません。横に冷たいものを置いておいて、握り締めるのも効果的と言われます。これが出来れば、セックスの本番にも役立つかもしれません。 |