ファモチジン錠20mgの特徴
ファモチジン錠20mgはガスターのジェネリック医薬品で、白い丸形の錠剤が特徴です、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、急性胃炎などの治療薬です。
ファモチジンは偶然見つかった薬で、胃酸、胃液を分泌させるヒスタミンH2受容体に対し、分泌を抑える作用が発見されたことが始まりとされています。この薬の誕生で従来の潰瘍手術を75%減少させたと言われています。
ファモチジン錠20mgの効能・効果
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群;
急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善。
ファモチジン錠20mgの用法・用量
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群
通常、成人にはファモチジンとして1回20mgを1日2回(朝食後、夕食後または就寝前)経口投与する。また、1回40mgを1日1回(就寝前)経口投与することもできる。
なお、年齢・症状により適宜増減する。ただし、上部消化管出血の場合には通常注射剤で治療を開始し、内服可能になった後は経口投与に切りかえる。
急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善
通常、成人にはファモチジンとして1回10mgを1日2回(朝食後、夕食後または就寝前)経口投与する。また、1回20mgを1日1回(就寝前)経口投与することもできる。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
主な副作用
主な副作用には、便秘、下痢、発疹、耳鳴りなどがあげられます。
ファモチジンは副作用発現頻度が明確となる調査は実施されていません。
重大な副作用ですと、ショック、アナフィラキシー、再生不良性貧血、肝機能障害などがあげられます。
併用注意
併用注意薬は、ファモチジンと併用して服用するにあたり注意が必要なお薬です。
・アゾール系抗真菌薬、イトラコナゾール
血中濃度が低下することがあります。
保管方法
・直射日光が当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。
・小さな子の手が届かない場所に保管してください。
・誤飲の原因になったり、品質が変わる恐れがあるため容器は入れ替えないでください。
・1包を分割した残りを服用する場合は、なるべく空気に触れないように保管し、2日以内に服用してください。
・表示されている期限を過ぎたものは服用、使用しないでください。
参考サイト
服用方法・副作用・併用禁忌・注意のご説明には、販売国の商品説明書の他に次のサイトを参考にしています。
・ファモチジン - Wikipedia
商品のご説明には、販売国の商品説明書の他に、次のサイトを参考にしています。
・医療用医薬品 : ファモチジン