生理とは、成熟した人間の女性および高等霊長類のメスの子宮から周期的に起こる、生理的出血であります。持続日数は3〜7日間程度で、周期は27〜35日が一般的です。もし、女性は元気でないと、特に「気虚」、「気滞」になると女性の生理にも影響をします。
●気虚(ききょ)の生理
気虚(ききょ)の生理は生理以外に不正出血があります。経血は、薄いピンクで水っぽく、経血の量は多くなります。経血があっても、排卵していない場合があります。
気虚(ききょ)の生理の周期が、28日26日とだんだん短くなります。生理中はだるく疲れやすくなります。月経が終わるころから、疲れやすく、持続力が無く、集中力が無くなります。
●気滞(きたい)の生理
気滞(きたい)の月経はストレスがたまりやすいタイプです。生理の前に、イライラしたり気持ちが落ち込んだりします。月経時、便秘になったり、下痢になったりします。
気滞(きたい)の月経の周期が、早くなったり、遅くなったり 不安定です。生理前、アレルギー、ジンマシン、ニキビ、湿疹がでやすく、胸が張ったり、お腹が張ったりして痛み、生理が始まると痛みが取れます。
※「気」は体や精神を健康に保つのに必要なエネルギーを指します。「気」の流れがスムーズでないものが「気滞」、「気」が足りないのが「気虚」といいます。
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